病院長の挨拶

院長

 当院ホームページにアクセス頂き有難うございます。

 独立行政法人国立病院機構という同じ設立母体の松本病院と中信松本病院が組織統合し出来たまつもと医療センターも早いもので2年がたちました。諸般の事情から一組織二病院という変則的な状態は今も続いておりますですが、当院は急性期医療から専門医療までのほとんどの科をカバーした540床の病院で有ります。

国立病院機構の理念であります「患者さんの目線に立った丁寧な医療」の実践は言うまでもなく、当センターの理念としての「命の尊さを重んじ、質の高いやさしい医療」の提供を柱とし、地域の皆様に愛され、利用しやすい地域基幹病院としての役割を担っていきたいと思っています。

  松本病院ではがん、救急(成人)、感覚器、感染症(肝炎、エイズ)、心不全、生活習慣病(検診、ドック)等の医療を主として行い、平成21年9月には 消化器病センター、10月には心不全センターを立ち上げ診療内容の充実を図ると共に、病院発足時から目指していた地域医療支援病院の指定を平成21年10月に受けることが出来ました。中信松本病院ではがん(呼吸器)、小児(小児医療一般、救急、重症心身障害等)、障害者(神経難病、骨運動器疾患)、感染症(呼吸器)の医療を行っています。特に小児科は、周辺医療機関で小児科が縮小される中、8人の医師体制で救急輪番日の多くを担い、当医療圏の中心的な存在となり、患者さんの数も年々増加しております。昨年流行した新型インフルエンザに対し松本市、塩尻市などの周辺市町村の迅速な対応に協力する形で入院の必要な患者さんのほとんどが当院小児科で治療出来たことは地域医療に貢献出来る病院を目指す当院に取っては大きな励みとなりました。さらに、指定障害福祉サービス事業所(療養介護病床20床)の指定も受け、該当する障害を持つ患者さんにより良い医療の提供が可能となりました。また、近年増加傾向にあるとされる結核の治療が可能な病院は長野県内では当院を含め2病院しか有りません。この様な不採算医療も国立病院から離れた、現在でも担っております。

  新しくうれしいニュースもあります。一組織二病院と言う状態では患者さんや医療機関の関係者の皆様おかれましても、病院スタッフにとっても不便な状態でしたが、その一部を改善すべく、今年度から松本病院に四階建ての病棟を1棟建設することが決まりましたので、引き続き残りの病棟、外来棟を整備出来るよう職員一同努力致す所存ですが、独立採算性である機構病院にとっては、高いハードルですので地域住民の方々、信州大学、医師会および近隣病院の先生方のさらなる御協力と松本市、塩尻市などの周辺市町村の御支援をお願い申し上げると共に、今後ともまつもと医療センターを宜しくお願い致します。

米山 威久 院長 Director of Matsumoto Medical Center Takehisa Yoneyama
略歴 昭和48年 信州大学医学部卒業
所属学会 日本泌尿器学会 指導医